黒い本の勇者

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「魔王よ、この本に封印されるがいい!」  燃え盛る業火の真ん中で勇者ぜスは叫んだ。 「そんな物に私が封印されるとでも?何があろうと私は不滅だ!」 「やってみれば分かるさ!うおぉぉぉお!」  右手に剣を左手に一冊の本を持ち、ぜスは黒き衣の魔王に突撃して行った────。
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