2人が本棚に入れています
本棚に追加
君の理想に僕はなれない事ぐらいしってる
でも少しでも近づきたいって思ってしまっている僕がいる
理想を上回ってやるっていう自信があったのに。
家に帰って靴を揃え、上着を掛け、手を洗い
顔も洗い歯も磨こう。
スーツは脱ぎ捨てスウェットを着よう。
お風呂に入って、静かに寝よう。
そんなあたり前の事をしっかりする人が君は好きだって。
今までの僕が嘘みたいに、しっかり生活しようとしてる。
今君はどうしてるだろう
1人部屋でなにをおもっているのだろう。
それとも他の誰かと一緒にいるのかな
僕は今君の理想に近づこうとしてるよ。
くだらないけどね、きっとさ。
腰を下ろし、タバコに火をつける。
1日を締めくくる最後の一本
君はこの煙を覚えてるかな。
今日も君を想って、寝よう。
明日はこの気持ちを閉まって君と接しよう。
だから、今君を思うよ。
煙に巻かれた僕の日常は
誰にも行くあてはわからない。
目は涙で溢れ、息をするたび胸は苦しく
そしてにおいが体に染みるんだ。
僕の日常を取り巻く君というけむりは
まだまだ消えなそうだな
最初のコメントを投稿しよう!