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急行電車との接続待ち。
各駅停車の電車の扉は全て開き、冷たい空気が乗客の脚を撫でる。
今日も1日君の事を考えていた。
少しだけど君と話ができた。
その一瞬のために1日を生きているといっても過言じゃなくぐらい僕は君に首ったけなのよ
急行電車が反対のホームに着いた。
疲れた体を起こしホームを渡り人にぶつかりながらも急行に乗る。
僕の住む街は久我山。
君の住む街とは少し遠い。
駅に着き改札を出ると見慣れた街
いつでも迎えてくれる僕の街
そして君の知らない街
疲れたリーマン達も家族の元へ足を進める。
僕は煙草に火をつけて寒空の街をいく
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