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 思えば、私はいつも待たされる身だった。  幼稚園の頃、一緒に行こうと言ったくせに、君はいつも待ち合わせに遅刻してきた。結局中学・高校の頃まで、私は毎朝待たされるハメになった。  高校三年生の頃、受験が終わったら付き合おうねって言ったくせに、君は志望校に落ちて、浪人してしまった。さすがに1年も待つのは辛かったが、おかげで君は私と同じ大学に入ることができた。
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