17人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく走って里穂は急に止まった。
真っ赤な目をして俺のことを見た。
「もう、私入る余地なさそうだった。告白もしてないのに振られたんだね。バチが当たったのかな。蓮のこと利用してるから。」
「でも。廉さんが、里穂のこと好きってことはないのかな?」
「そんなことあるわけない!失恋か。」
「じゃあ、俺のこと好きになっていいよ。俺も君のこと好きになるから。」
「本当に?いいの?好きになっても。」
「いいよ。」
どちらからともなくキスをした。
何度も何度もやけになってキスを続けた。
最初のコメントを投稿しよう!