デート

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しばらく走って里穂は急に止まった。 真っ赤な目をして俺のことを見た。 「もう、私入る余地なさそうだった。告白もしてないのに振られたんだね。バチが当たったのかな。蓮のこと利用してるから。」 「でも。廉さんが、里穂のこと好きってことはないのかな?」 「そんなことあるわけない!失恋か。」 「じゃあ、俺のこと好きになっていいよ。俺も君のこと好きになるから。」 「本当に?いいの?好きになっても。」 「いいよ。」 どちらからともなくキスをした。 何度も何度もやけになってキスを続けた。
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