坊さんの夢

3/4
前へ
/6ページ
次へ
それを繰り返していくうちに 夢も変わっていって 壁に鎖が出来たり ワシの他にも人が現れたりしていった。 ある日、普段はワシ以外はみんな灰色の人間なのだが、 1人の女の子がいた。髪が肩ぐらいで 服が赤色、下は茶色のズボンだった気がする。 その女の子は大体ワシの2人前にいて 歩いていた。 そして、女の子はワシが落ちる場所で立ち止まった。 灰色の人間は女の子に構わないで進もうとする。 女の子はバランスを崩して落ちそうになった。 ワシはその女の子を助けようと思って手を伸ばす。 その時「助ける必要は無い」という声がした。 ワシは「うるさい」といって女の子と一緒に落ちた その時初めて森の姿を見たけど こんなに暗い森は初めて見たなと思った
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加