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それから1ヶ月後
ワシはまた同じ夢をみた。
だが、ひとつだけ違うことがあった。
それは小さな男の子がいたこと
坊主頭の青い甚平?を着た小学生ぐらい
何も言わずにどんどんと崖の道を歩く
慌てて着いていくけど、歩くスピードが速い
「待って」
と言うが止まる気配はない
そして、毎回ワシが下を向いて落ちてしまう地点に
差し掛かったとき
「下を見るな」
とこの時初めて男の子が声を出した
「上を見てろ、そうすれば落ちない」
上を見ると自分が結構頂上付近にいたことに驚いた
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