坊さんの夢

4/4
前へ
/6ページ
次へ
それから1ヶ月後 ワシはまた同じ夢をみた。 だが、ひとつだけ違うことがあった。 それは小さな男の子がいたこと 坊主頭の青い甚平?を着た小学生ぐらい 何も言わずにどんどんと崖の道を歩く 慌てて着いていくけど、歩くスピードが速い 「待って」 と言うが止まる気配はない そして、毎回ワシが下を向いて落ちてしまう地点に 差し掛かったとき 「下を見るな」 とこの時初めて男の子が声を出した 「上を見てろ、そうすれば落ちない」 上を見ると自分が結構頂上付近にいたことに驚いた
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加