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この手記を書き始めてから、一体どれくらいの時間が経っただろうか。
随分と長い間書き続けている気がするが、窓から見えるあの青白い星は未だに南中したままなので、それほど時間は経っていないのだろう。
星の輝きが徐々にいや増しているように思える。
しかし、そんなことはどうでもいいのだ。
片腕が使えないせいで直ぐに利き腕が疲れてしまう。
疲労のせいで思わず脱線してしまったようだ。
話を元に戻すとしよう。
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