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イきたいのに、そこが止めてしまうから、身体の内側に快楽が溜まっていく。溢れてるのに、もう溢れて零れるくらいに気持ちイイのに、出せなくて、身体が熱くてどうにかなりそう。だって、俺のを握って、きつく縛るのは、あの指だなんて。あの指に、まだイっちゃダメだろって、叱られるみたいにされたら、気持ちイイのが溢れるよ。
「はぁっ……ン」
久瀬さんのでいっぱいになった身体が、熱に、この人に侵されて、爪先まで、快感に染まる。イきたくて、この人にイかされたくて。
「久瀬さんっ」
この人のことしか考えられない。
「お願いっ……」
「……」
「久瀬さんので、イきたいっ」
ずぷって、ずりゅって、中を支配するこの太くて硬いので、イきたい。
「中、奥のとこまで、来て、よっ」
「……」
「久瀬さんの、で、ぁっ……ン」
「……」
もっと早くがいいよ。
「俺のこと、めちゃくちゃにして」
もっと奥までしてよ。
「ぁ、あっ……お願いっ、久瀬さん、の、で、イきたい」
もっと、ねぇ、見てて、俺、きっとあんたが思ってる以上に。
「久瀬さんの、で、イくとこ、見てて」
あんたのこと、欲しいよ。
「あ、ああああっ、ン」
ズンズンと容赦なく貫かれる。抉じ開けられて、奥までいっぱいになって、浅いところまで引いた後に深くまた突かれて。
「あ、イくっ、イく……っん」
貫かれる度に、その激しさに揺れてた。
「あ、あ、イくっ、イクっ、久瀬さんっ、も、イって、俺の中に出して、ねぇ、俺のイくとこっ」
見てて? イくとこ見て? その顔見ながら、久瀬さんも、お願い。
「あ、あ、あ、あ、あっ、あああああっ」
「っ」
数回、ずり上がるほど激しく、奥目掛けて抉じ開けられながら、イった。久瀬さんのでイかされた。指の束縛が解けた俺のは扱かないまま、ただ中に放たれたこの人の熱を感じて達してた。
「あぁっ……あっ……」
さっき可愛がられて真っ赤になった乳首にまでかかるくらい、久瀬さんのに貫かれながらイっていた。
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