『人〇神社』

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『人〇神社』

その数年後(5、6年は経っていたと思います)『人〇神社』のお話です。 男女合わせて4人で『人〇神社』(洞窟)へ行きました。 「私、昔来た事あるから嫌だ」 と、友人達に話たけれど連れて来られました。 「階段でしょ?知ってる! 絶対、入れないよ」 と言ったのに、いいから!行こう! え?! 明かり着いてる! 嘘……。 洞窟の目の前に行くとロープも無く入れる様になっていました。 「うわ!ビックリした!」 「え!な、なに?!」 友人が叫んだから、こっちまでビックリしました。 「観光ですか?案内しますよ」 と、おじさんが何処から来たのか洞窟脇に立って居たのです。 「あ、はい。 お願いします」 と友人が言うと 少し腰の曲がった、おじさんは洞窟の中へ入って行きました。 みんな順番に1列になって、おじさんに着いて洞窟へ入りました。 「足元に気を付けて」 おじさんは私達に言いました。 足元は、木の板を重ねて繋げてあり、所々が腐っていたので気を付けて歩かないと行けなかった。 板の下は浅いけど湧水なのか、水が流れていたのです。 洞窟内は、沢山の蝋燭が灯されていて本当に神秘的で綺麗でした。 こんなに綺麗な洞窟だったんだ……。
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