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僕たちは、一度も会った事も無かったけど、付き合う事になった。
僕は、付き合う事になった記念にゆっきーにあるお願いをした。
「そんなのムリ!!!」
彼女はガンとして僕のお願いを断った。
僕のお願いがよっぽど嫌だったらしくて、あんなに嫌がっていた「それなら、私の写メ送るから」とまで言った。
僕は、今はそれで手を打った。
本当は、付き合う前に顔を見たかったけど、まあ、いいや。
メールの添付画像に送られてきた彼女の写真は、とても僕と同い年とは思えないほどの童顔だった。
確かに顔の割に大きめな猫目に小さな鼻と、厚みはあるけれど小さな唇からチラリと見える前歯がセクシーだ。
僕が想像していた以上の美人だった。
僕も学生時代はけっこうモテたけど、きっと彼女もモテるだろうに。
なんで、僕なんかと付き合ってくれたのか…。
彼女の顔を知った事で、僕の知らない彼女の周りの男たちに嫉妬した。
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