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ところ変わって、ここは東厳郷の『星降る森』最深部。
超危険な星獣が生息していることから、ギルド『神聖なる仙境』の管理下に置かれている場所だった。
そんな場所を1人の老婆が悠々と歩いている。
「さて、今日はこんなもんで良いかの」
大きな籠を背負った老婆は、その籠の中になにやら青白く光り輝く植物を大量に入れている。
踵を返し、来た道を帰ろうとしているところに、大型星獣で危険度Sランクの『ボルケーノドラゴン』の亜種が行く手を阻む。
亜種になることで、凶暴性が倍増するため危険度はSSランクとなる星獣だ。
「おやおや、亜種とはまた珍しい子が出てきたわい。
召喚!〈りゅうこつ座‐茶々〉!久しぶりに星装形式じゃよ」
りゅうこつ座の星座が浮かび上がると、骨だけで象られた龍が召喚された。
その龍は瞬く間に形を変えて、老婆の鎧となっていく。
老婆の姿は骨の羽を持ち、龍の骨で身を覆っているため禍々しいものとなった。
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