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「えー…ゴホンゴホン
みんな、良く集まってくれたね。
あんまり長く話すのも得意じゃないから手短に済ませます!
俺、【人智超越の煌星】こと
十条 煌は
人外認定されちゃったお☆ミ」
ズコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まさに新喜劇である。
定番中のド定番、見事に群衆は前に滑り込んでいる。
「「「って、おーーーーーーい!!! 」」」
群衆の心がひとつになった瞬間だった。
高音から低音、ハスキーボイスからシルキーボイス、男性や女性の様々な声色が折り重なり、美しすぎるツッコミが完成した。
このツッコミのおかげ(?)で後世に語り継がれるほどの、歴史に残る称号披露宴となった。
なぜかって?
称号披露宴でふざけることが出来るほどの強心臓と、子供心を持ち合わせた”人間”がいないからである。
『そもそも人外認定されたから人間じゃないよね? 』みたいな揚げ足取りは止してほしい。
さて、これから始まるこの物語は、十条 煌がこの偉業を成し遂げるまでを綴った物語である。
それでは、はじまり はじまり
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