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周りの生徒もおかしいとは思っていないようだし、教師に至っては猶更だ。誰も他人に興味を示さない。隣の誰かが急に顔が変わっても誰も気がづかないのではないだろうか?
しかし、そんなクラスの中でも周りに興味を示す人間はいるものだ。
「ねえ、屑木くん」
そう言って僕に話しかけてきたのはクラスの委員長の神城涼子だ。
自慢の髪や大きな胸をこれ見よがしに披露しながら近づいてきた。
「何だよ」と僕はぶっきら棒に答える。
答えながら彼女の豊かな胸に自然と目がいく。
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