潮村芙美花との交際

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洋服を着て階段をとぼとぼと降りる。       下のドアを開け外に出ると     秋の夜風が身体と心をつきさした。 08648905-fcde-4f5f-a0cc-81ad3ff0a7af          ーーはあ… 彼女の部屋を見上げる。        いつもならカーテンを開けて     彼女が手を振るはずの窓は暗いまま。 僕が彼女の立場なら…許せない。 あの最中に『元彼』の名前など言われたら、 それも自分と小学校から同じだった『元カノ』の名前を聞いたのだから。 ーーそれは怒って当然。 いつも停める場所まで行き車に乗ってそのまま多分3時間はぼーっとしていた。 車の中で流れる山下達郎のJODYが      一番悲しく響いた。
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