時の木
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僕の家族はお母さんと夜遅くまで帰ってこない仕事熱心なお父さん、そして一人っ子の僕だ。 「誠?どうしたの?」 帰ってきて早々にベットに寝っ転がる僕をお母さんは心配している。 「学校で嫌なことでもあったの?」 「大丈夫だから」 「そう」 お母さんは部屋の電気を消す。
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