抱きついてみよう!

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「離婚する夢を見た」 私は言った。 「なんで?」 「知らない」 純ちゃんは、スマホを置いて、私をぎゅって抱きしめてくれた。 背中をとんとんしながら、 「そんな事……しないよ」 と言った。 私は手を伸ばして、純ちゃんの背中をぎゅっと抱きしめた。 ふふっ 純ちゃんの胸、あったかい。 ずっとこうしてたい。 きゅんきゅんが止まらない。 だけど、照れ臭くなった私は、すぐに離れてしまった。 「もう大丈夫。ありがとう」 起き上がって、朝ご飯の支度に行く。 ああ、なんで素直に甘えられないんだろう。 もっと、あのまま寄り添って寝てれば良かった。
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