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(起)釘の声が聞こえる男
・主人公は釘職人の男。彼は【釘の声】が聞こえる。
「僕たち将来何になるんだろう」
「自分はステキな家になりたいな」
・ソレが釘の声だとは最初は気が付かなかった。
会話内容までハッキリと認識できるようになったのは、
両親と実家を火事で失ってから。
・そういう『能力』が目覚めてしまったのか?
それとも『ノイローゼ』になってしまったのか?
・釘たちの会話はよく聞くとカワイイところがある。
けどそういう問題じゃない。
自分が『正気』か『否』かの瀬戸際だから。
・釘の声が聞こえて便利なこともある。自転車のパンクに気づけたり。ほだされちゃいけない。
(承)バツイチ姉と未婚主人公と釘
・主人公の家にはバツイチ姉が転がり込んでいる
・姉はかつて家業を捨て家を出て行ったがこうして戻ってきた
・主人公はそんな姉を見下している
・ある日家の中から釘の声が聞こえて主人公はパニックに。
一体どこに潜んでいやがる!?
・家中をひっくり返して【釘】を探索する主人公。
そんな主人公を本気で狂っていると思う姉。
姉と【釘】と主人公による喧嘩がはじまる。
(転)姉の家出
・家を出て行った姉を主人公は気にしないが(いい大人だし…)
釘はとっても心配しているみたい!
・この声は『能力』?『ノイローゼ(内心)』?
・悪い予感、釘の悲鳴を聞いた主人公
・釘の協力をもとに事件に巻き込まれている姉にたどり着く
(結)×との対峙
・釘の協力で姉を助ける主人公はもはや外から見れば狂気の域である
・家族を守るためになりふりかまっていられるか!
・釘は【家】をつくる要素のひとつ、でも【家】を壊すことだってできる
・主人公は自分がつくる釘たちが前者に成ることを願う
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