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カンジ「帰りは20時前後だが、集会などで晩くなる事もある」
カンジ「今回の警護ローテーションは2週間だ」
SPと違って伊賀者は周囲には一般人を装うので1人の警護対象に長期間担当する事は無い。
契約期間に関係なく長くても2~3週間で入れ替わる事になっている。
カンジ「今、0市長は暗殺の対象になっているらしい」
カンジ「いつも以上に目を配る必要がある」
カンジ「食事が済んだらSP達と顔合わせをする」
ソウマ「分かった」
さっさと食事を済ませて2人はO府警察本部へとカンジが用意していた車で向かった。
警察本部に着いた2人は受付でカンジが運転免許証を見せた。
受付の係官はそれを見て内線電話をした。
(伊賀者が所有する免許証は記載されている番号のある桁で正体が分かるようになっている)
しばらくするとスーツ姿の男が2人現れた。
ホンダ「お疲れ様です。私はホンダと言います」
スズキ「私はスズキです」
ホンダ「O市長のSP任務は我ら2人が担当しています」
カンジ「はじめまして。私はカンジ」
カンジ「こっちの若いのはソウマと言います」
4人は互いに握手して同じ目的で任務に就く者同士であることを確認した。
ホンダ「では少し早いですが、市長宅に向いましょうか」
4人は2台の車に分乗して市長宅に向った。
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