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市長宅に着くとSP達は自分たちが乗って来た車を市長宅のガレージに止めた。
ここからは市長専用車が来るのでSP達は市長とそれに同乗するのだ。
ソウマ達はカンジの車で移動する事になる。
4人は自宅前で市長が出てくるのを待った。
やがて市長専用車が時間通りに迎えに来た。
それを見計らったように市長が自宅から出て来た。
4人「市長。おはようございます」
O市長「おはようございます。あっうしろのお二人はもしかして伊賀の方々ですか?」
カンジ「はい。私はカンジ。こちらの若いのはソウマと申します。市長」
O市長「カンジさんにソウマさんですね。宜しくお願いしますよ」
O市長はそう言って専用車に乗った。
SPの二人も1人は助手席に、もう一人は市長の横にそれぞれ同乗した。
市役所に向かう専用車にソウマ達の車は追従した。
途中、自然渋滞があったが時間通りに専用車は市役所に到着し、O市長とSP達は役所内に入って行った。
ソウマ達は別室に案内され、そこで待機となった。
やがて、秘書が現れ本日の市長のスケジュールが説明された。
今日は夕方から地元企業の団体と親睦会があるとの事だ。
SPと違い、ソウマ達伊賀者は移動中などしか警護は行わない。
役所内では別室待機となっている。
カンジ「今日は夕方まで出番はないようだ」
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