第1話 飛倶ス・降臨

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ソウマは女の子にそう話しかけ、バイバイのポーズで女の子を見送った。 ソウマは改めて交差点を見ながら、今の出来事が何だったのか考えていた。 そして、おもむろにスマホを取り出すとどこかに電話をかけた。 ソウマ「おはよう。ハヤト」 ハヤト「おはよう。日曜日の朝早くにめずらしいね」 ソウマ「これから朝飯食いに行くんだけど、ちょっと話したいことがあるから」 ソウマ「朝飯いっしょに食わないか?」 ハヤト「ああ。いいよ」 ソウマ「じゃー俺んちの近くにあるいつもの喫茶店で待ってるよ」 ハヤト「分かった。でっ話ってなに?」 ソウマ「多分、ハヤトが興味を持つようなヤツだよ」 ハヤト「そうか。じゃー10分くらいで行けると思うから」 ソウマ「それじゃー後でな」 電話を切ってソウマは待ち合わせの喫茶店に向かった。
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