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ハヤト「その後、スイスのジュネーブ郊外にあるCERNって言う加速実験装置で観測されて」
ハヤト「実際にソレがあることが証明された」
ハヤト「そこで最初にこれを提唱した人の名前を取ってそれを」
ハヤト「ヒッグス粒子、又はヒッグス機構って言うんだ」
ハヤト「原因は分からないがその時、ソウマ自身にかかっている重力が変化して少なくなったんじゃないかな」
ハヤト「ソウマ。君の腕時計ちょっと見せて」
ハヤトはソウマの腕時計の時間と自分の腕時計の時間を秒まで見比べて
ハヤト「やっぱりだ。ソウマの時計、時間がだいたい5分進んでいる」
ハヤト「僕の時計は電波時計でいつも寝る前に窓際においているから時間は正確なんだ」
(窓際だと電波時計が時報の電波を受信しやすくなる)
ハヤト「ソウマの腕時計、それ伊賀の特製みたいだけど時間合わせはしているかい?」
ソウマは市販のクオーツ腕時計に様々なセンサー機能を付加させた伊賀で改造された腕時計を愛用していた。
正確な1m単位の高度計測や非接触体温計などの機能が追加された優れものだが、それらのセンサーを内蔵させるために電波時計の機能はない。
ソウマ「そうだな。2日に1回くらい朝のニュースを見ている時にあわせているかな」
ソウマ「でも2日に1回でもズレは1秒か2秒程度だけどな」
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