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第3話 飛倶ス・再現
ソウマとハヤトは伊賀の里にある専用体育館にやって来た。
今日は日曜日だし、まだ早い時間のせいか体育館に利用者はいなかった。
2人は履き物を替えると体育館に入って行った。
ハヤト「じゃー再現実験しようか。さっきみたいに横跳びしてみて」
ソウマはうなづいてさっき自分が経験した状況を思い出しながら横跳びした。
2mほど飛んでソウマは着地した。
ハヤト「普通だね」
特に不思議な事が起きることもなく、ソウマは何度も横跳びを繰り返した。
ソウマ「ダメだな。何かが違うんだ」
ソウマは自分なりに精神を集中させては何度も横跳びを繰り返した。
ハヤト「ソウマ!」
ハヤトの呼び声がする方向をソウマは見た。
いつのまにかハヤトは体育館の両サイトの壁に設置されている「ギャラリー」と呼ばれる渡り廊下の部分に立っていた。
体育館の床からは5mほどの高さがある。
急にハヤトは手すりを乗り越えてジャンプした。
この高さでは骨折しても不思議ではない。
ソウマ「ハヤト!」
ソウマは驚いてハヤトの落下地点に飛んだ。その時、
「☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 飛倶ス! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆」
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