第2章

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は何も起こらなかった、よって君たちは不問にすると言うと、中尉が承知しましたと敬礼したのです、もう大丈夫ですよと兵隊に声をかけると、立ち上がり敬礼して、銃と玉を拾い、 部屋を出て行ったのです、 我々も海難事故として扱いたいのだが、本部の連中はここの事情を分かっていないので、どうする事もできない、今後は何らかの方法で遭難位置を報告してくれ、付近の警備艇に目を瞑、 るようにさせようというので、わかりましたあくまでも、民間船で救出するようにします、但し違法操業は取り締まってくださいと言ったのです、心ばかしの酒と魚を用意したと酒肴の、 部屋に案内したのです、 中尉が司令官と真一にウオッカを注ぎ乾杯したのです、一口のむと喉から火がでるようです、司令官が顔をみて笑っていたのです、料理は肉料理です、フオークをいれ食べるとなかなか、 美味いので、美味いというと喜んでいたのです、司令官が中尉、君も座ってのみたまえというので中尉が座ると真一が酌をしたのです、君を傭兵として雇えば、一個中隊の戦力になるよ、 と褒めたのです、 酒と料理を食べながら歓談し時間が経ったのでそれではこれで失礼しますと言うと、日本の海上保安庁に表敬訪問した、民間人が帰国するので境界線まで向えに来るように連絡したら、     
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