第2章

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派閥 80 稚内氷祭りの開催を11月1日が明日にひかえみんな最後の仕上げに入っていたのです、場所は繁華街のすぐ傍の公園を市から借受け、地元の自衛隊、中学、高校、商店街、アーテイスト、 ボランテイアの協力で沢山の雪と氷の彫刻がそろったのです、商店街は山車、自衛隊は日本の城、海外の城、中学、高校はクマ、エゾシカ、エゾキツネ、等の動物、アーテイストはモナ、 リザ、考える人などの名画の作品を、 雪と氷で作ったのです、その回りを取囲むみたいにテントの屋台村を作り、直ぐ傍の市営球場には9ホールのショートコースを作り、レストランには鍋物、ジカギスカン料理を揃えたのです、 屋台村は老人会が主体となり運営する事になったのです、茂はその中に氷の水槽を作り毎日生きた魚を入れ、お客に選んでもらい調理する事にし、また幸恵の兄さんはクリオネを形どった、 お菓子をならべたのです、 その他の商店街の人にも独自に工夫してもらった物の屋台を数多く出展してもらい、飲み屋関連はクリオネのママがリーダとなり、半額に協賛してくれる店の一覧表とサービス券を飛行機、     
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