近況

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明けましておめでとうございます。 新しい年が明けましたね。 前ブログから、ココに場所を変えてから直ぐにお話しが書けなくなっているにもかかわらず、優しいコメントをたくさん下さる事、嬉しく思っています。 緊急入院してからまだ退院できず病院で新年を迎えています。 少しだけ最近のお話を。 雄飛がクリスマスの日にずっとベッドの上にいる私を少しだけ外に連れて行ってあげたいと主治医の先生にお願いをしてくれて、車椅子での移動で30分以内、院内ならと先生が許可をして下さり院内の大きな窓から外が見える場所に雄飛が連れて行ってくれました。 車椅子に振動が伝わらないようにそっと押してくれている事が伝わって胸が一杯になりました。 アッと言う間の30分でしたが、久し振りに雄飛とデートをしているみたいで、とても楽しかったです。 少しだけ大きくなってきたお腹に何度も手を置いて 「あんまりママを困らせるなよ」と声を掛けてくれた雄飛。その言葉が聞こえていたのか、初めて胎動を感じました。 ポコッと動く赤ちゃん。最初は雄飛には分からなかったみたいですが、赤ちゃんが動いている事が分かった時は雄飛の目から涙が溢れていました。 病室で過 ごす2人だけのクリスマス。 いつも何事にも動じず私を安心させてくれている雄飛なのに、私が入院してから家の中が寒すぎる、私がいないベッドに横になると寂しくて、みな実に会いたくて堪らなくなると言って俯く雄飛。 「不便をかけてごめんね。私1人の力でどうにかできる事じゃないから雄飛にはもう少し不便を掛けるけど。私も雄飛と赤ちゃんのために頑張るからね。元気な赤ちゃんを、雄飛と私の赤ちゃんを産むからね」雄飛の背中を撫でていると肩が震えていて。 「みな実は強くなったね。ダメだな俺」と言いながら顔を手で覆った。 最近、お見舞いに来てくれる家族や友人からも「強くなったね」と良く言われるけど、全然そんな事はなくて、1人になると良く泣いてしまうし、早く家に帰りたい雄飛と過ごしたいと毎日思うし、今も横にいる雄飛の寝顔を見て泣きそうにになってるし。 もう少し体調が良くなったら退院も考えていこうと言って下さった先生の言葉を励みにもう少し頑張ります。 この場所でも見守って下さっている皆さまに感謝致します。 皆さま素敵な新年をお迎え下さい。 みな実
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