ただ君の笑顔が見たくて

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「待ってるから早く来いよ」と翔が言った。 そう彼とは友達と遊びに行った時に出会った。もしかすると運命の人かも!と感じたのが始まりだった。 最初は礼儀正しくて好青年というイメージで私に接してきた。だから、こちらも仰々しい態度で育ちの良い娘のように接した。 彼の家に一度だけ遊びに行ったことがある。お母さんは、ものすごく愛想が良くて友好的だった。今思えば、もう少し疑ってみるべきだったのかもしれない。 息子が女の子を連れてきた時、母親はあんなに愛想良いものだろうかと…
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