歴史の一部

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一冊の本が運命を変えることが多々あるらしい。 誰でも経験あるだろうか?無い人も居るだろう。 私も昔は、本が苦手だった。 落ち着きがなくじっとしているのが、嫌いで。 だが、今はとても読書家である。 それは、本の声が聞こえてきたのだ。 僕はもどかしく思いながら、更に本の声が聞こえてくるのを待った。 微かな音くらいだったかもしれない ただ、僕には鮮明に聞こえたのだ。 これが、幼少期の僕の歴史の一部である。
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