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眠気が強すぎて、夢の中なのか現実なのかがわからない。
何がが身体を這い回る感覚に徐々に慣れると、それは下半身にまで移動した。
そこはダメ……手で這い回る何かの邪魔をしたいのに手が動かない。
一体どうなっているの?
痛っ……
何か大きいものが私の中に入ってきた痛みで、身体が反射的にピクッと動く。
それはゆっくりと私の中で動いている。
混沌とした意識の中で痛みは徐々に消え、いつの間にか快感を感じていた。
「ふっ、意外と簡単だったな」
私の身体の上で、誰かの話し声が聞こえる。
この声、覚えてる。
木下さん、だけど、木下さんがなぜ……わからないまま身体は木下さんのものに反応していく。
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