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「し、死んでるんだよね?」
スタッフが震える声で私に聞く。
真紀の姿、そして大量の血。
死んでる。 もし、私がもっと早く真紀のマンションを訪ねていたら、真紀は死なずに済んだかもしれないのに……。
「警察が来るまで触っちゃだめだよ!」
私が真紀に触れようとすると、水島さんが大きな声で私を止めた。
私は真紀の方に差し出した手をすぐに引っ込める。
真紀が自殺じゃなかった場合、私が真紀に触れれば犯人の証拠を消してしまうかもしれないからだと気づいた。
真紀は自殺? それとも木下さんが殺した?
もう真紀に聞いても答えは返ってこない。
私は真紀まで死なせてしまったのだ。
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