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この刑事さんは情報を小出しにしている。
後は何を知っているの?
刑事さんの視線が私から離れない。 ここで動揺したら負けだ。
負けずに刑事さんの目を睨み返す。
いつもの部屋に案内された。
「もうあなた方の周りで3人の人が亡くなっているんですよ。
そろそろ本当の事を言って下さい。
もし、犯人が木下さんなら、正直に言って頂いたら警察があなたを守ります。
だって、おかしいですよね?
あなたという彼女がいながら、あなたの友達に手を出すなんて。
それに、付き合うわけじゃなくすぐに振っている。
彼女たちが自殺するように誘導しているみたいですよね」
刑事さんが核心をついてきている。
本当の事を話して警察に守ってもらった方がいいのかもしれない。
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