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いつもの様に木下さんの後ろのエアロバイクを使い、木下さんの後ろの姿を眺めていた。
こんなイケメンが彼氏だったらいいなぁと思っていると、今日は木下さんと何度も目が合う。
あれっ、今日はどうしたんだろう、嬉しくてテンションが上がったけど、木下さんと話すチャンスは結局なかった。
シャワーを浴びてからジムを出ると、街灯の下に木下さんが立っていて、私に向かって微笑んでいる。
「あゆみさん、今日は舞さんはお休みなんですね」
「あっ、はい。 舞は月末は仕事が忙しくてジムに来れないんです」
「良かった」
「へっ?」
木下さんの言葉の意味がわからなくて、変な声を出してしまった。
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