次なる地へ(チェルル)

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「殺しにきますかね、我が君。それもまた、楽しみです。貴方が私を見る時、どんな目をするのか。そこに憎しみが見えてくれれば、私は貴方の剣にかかりましょう」  流れ落ちた星が消えていく。ナルサッハは胸の前で手を組んで、故郷の古い弔いの言葉を口にした。
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