第12話:サバイバルブック①

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「それから寮に案内される。  転校生の同室は一匹狼の不良生徒か、爽やかなスポーツマンであることが多い。この二人はクラスメイトでもある。  この二人もまた美形で主人公に惚れる」 「なんか、副会長の時と比べて説明が明らかに雑なんだが…」  説明の気が明らかに抜けている。 「へへ、実はこの辺あまり興味が無くてさ…。  あとこの二人はそんなに重要人物でもないからね」 「そんなものか」 「ん、大事なのは生徒会と親衛隊だね。話をメインでまわすのはこの辺りだから」 「となると、風紀も別に重要じゃないんだな」 「んん~、風紀委員会自体は超重要なんだけど、風紀委員長のキャラはあまり重要じゃないかな。この辺複雑だし、君の役割に関わるからあとでまた別に詳細に説明するね」 「わかった、ではあらすじの説明を進めてくれ」 「そうだね、ええっと、転校生は仲良くなった不良とスポーツマン、それからクラスメイトの平凡と一緒に食堂に行くんだ。これは一般的に『食堂イベント』と呼ばれているものだ」 「まて、平凡ってなんだ。説明も無しにさらっと新キャラクターを出すな」 「あ、ごめん。キャラ特性だよ。美形だらけの学校だから『平凡』であることが個性になりうるんだ。  ごく普通の容姿、ごく普通の家柄、ごく普通の成績と才能を持った高校生男子だ。  主人公のクラスメイトであり、同室である事もある」

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