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1.最近読んだ本の覚え書き
(自分に不要な部分はカットするなど、だいぶアレンジしたメモですので、正確な内容を知りたい方はオリジナル書籍をあたってくださいね)
(1)水島広子『対人関係療法のプロが教える誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ』日本実業出版社、2012年
●よい「気づかい」
=自分も相手も今のままで大丈夫と腹落ちした状態で、自分にも相手にも安心感を与える振る舞い
↕️
「少ない情報でさっさと相手を決めつけ」て行う「気づかい」
●「自分の領域」は自分にしか、「相手の領域」は相手にしかわからない。
相手を理解するとは、「相手の領域」に立ち入ることではない。外から観察して、気づけることに気づくこと。
したがって、知り合ったばかりの相手については、知らないことがたくさんあるのがあたりまえなので、うまく「気づかい」できるか不安になる必要はない。
●「自分の領域」については、相手に察してもらおうとせずに、必要に応じて伝えること。
●違和感のある相手は、なにか事情があるのだろうと受け止めておく。
●「気づかい」に迷ったら、「礼儀」を基準にして相手に選択肢を与える。
●仕事上の注意の仕方
=「○○のためには××していただいた方がよいのですが、お願いできますか」
場合によっては、プラス、
「でも現在△△をされているということは、何か事情があってのことだと思うのですが、それをうかがってもよいですか」
●言いにくいことの伝え方
=「何とか助けていただけませんか」という言い方で
●「ほどほどの気づかい」
=完璧な「気づかい」は(誰にもできないことなので)目指さないが、「自分の領域」内でできるベストを尽くし、相手を知る努力を続け、それでもできないことは「仕方のないこと」として手放す。
完璧でなかったからといって、自分を責めたり不安になったりはしない。
つまりここでいう「ほどほど」とは、気づかいの程度が「ほどほど」という意味ではない。
(2)樺沢紫苑『精神科医が教えるストレスフリー超大全』ダイヤモンド社、2020年
●不安(=ノルアドレナリン分泌)を消すためには、情報収集(=インプット)ばかりでなく、行動(=アウトプット)する。
(ノルアドレナリンは行動するためのエネルギー=ガソリンなので、適切に行動すれば消える)
具体的には、
「悩みを話す」<「悩みを書き出す」<「体を動かす」
の順で効果大。
●7時間睡眠、週150分の有酸素運動、朝10時までの15~30分の散歩
=うつ・認知症の予防効果(特に睡眠が大事)
*他に、しっかり噛んで三食食べることも大事
**他人に勧められたことを、素直にすぐ始められる人は少ない(メンタル患者は特に)
著者によれば、10人のメンタル患者に上記の「朝散歩」を勧めた場合、すぐに始める人が1人、3カ月以内に始める人が2人、残りの7人は半年以上してから、というイメージ。
●密なコミュニケーションをとれるチーム=8人が上限
→職場では全員と仲良くなろうという無理はせず、直接やり取りする上司・部下、および相談相手の、計3人とのコミュニケーションに重点を置く。
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