47人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
さて、先日途中で終わった、音楽のお話。
『ブランケット』本編を書くときは、ラルクの「READY STEADY GO」と「GOOD LUCK MY WAY」をよく聴きました。
聴きながら書くのではなく、その世界のトーンに入る手助けに。
どちらもすごく勢いのある曲ですよね。ライブで盛り上がる鉄板曲と聞いたこともあります。
そういう、勢いが必要でした。
本編、地味なあらすじの割に、登場人物の感情の振れ幅が大きめだったからかな(絶望と希望とか、下ネタとピュアな気持ちとか)(笑)
「GOOD LUCK MY WAY」は、主に中盤以降。重い展開になってから。
聴きながら、「大丈夫、ここ抜けたら、コウ(または祐紀)の目の前は今までよりずっと明るく開けてく」って、自分に言い聞かせたり。
対決シーンとか、つい自分の身体が逃げようとするのを、待て待てと自分でつかまえて、怖いこと嫌なことを、より深く・強く書く。
と、私の場合、もうそこで力尽きてしまいそうになるのですが、そこで曲の力を借りて、「辛いけどそこに持ってかれないで。これはその先をみせてくお話だよ」と、自分に思い出させるような。
って、自分であらすじ作っておきながら、私は一体何をやっているのでしょうか。あー楽しい。
「READY STEADY GO」は、とにかくアドレナリン出してこーぜって感じで、どちらかといえば前半に聴いていました。
次点で、BUMP OF CHICKEN「天体観測」、ポルノグラフィティ「メリッサ」あたりも繰り返し聴いていたような。アドレナリン、だいぶ必要だった模様。
いわゆる「執筆中の曲」って、「知る人ぞ知る」という曲の方がかっこいいと思うのですが(中二病)、私の場合はこういう「誰もが知ってる」顔ぶれでした。大好きだから仕方ない。
そういえば、曲との出会いもやや特殊なので、その件はまた後日。
〈追記〉
と、寂しがっていたら、完結後にしおりが増える現象が!
いらっしゃいませ! ありがとうございます!!
(そういえば私も、完結後の作品に出会ってしおりを挟むこともありました。
けど、それが自分に起こるとは思ってもみなかったので、嬉しいです……)
最初のコメントを投稿しよう!