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道化師は本を閉じると胸にしっかりと本を抱え王様に誓いました。 「この命に代えてでも、姫様を守ります。実際この本は、どのように使えば宜しいのでしょう。」 王様はホッと息をつきました。 「今からいう事をよく聞くのだよ。」 どこからやってきたのか厚い雲が月を隠し、王様と道化師の姿もまた、部屋の暗闇に隠れました。
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