今度は私が待ってるからね

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もう、いつからこうしてるのか分からない。 もしかしたら、私がこんな状態になったのは少し前かもしれないし、だいぶ前なのかもしれない。 気づいたら私は、ベッドの上で寝ていた。 考えることもできる。 目も見える。 耳も聞こえる。 でも、自分の意思で自分の体を動かすことができない。声を発することさえもできない。 その状態で、ずっとベッドの上で寝ていた。 何で私がこんな状態になっているのか自分では思い出せないんだけど、私に会いにきてくれる彼が言うには、私は交通事故に遭ってからこうなってしまったらしい。 ずっとベッドの上で寝ているだけで、日付の感覚なんてないから、彼がどれくらいの頻度できてくれているのか分からないけれど、それでも毎日のようにきてくれている気がする。 気づくと、学生服を着た彼が目の前にいるんだ。
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