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少しでも気を抜いたら居眠りしてバスを降り損ね終点まで運ばれてしまう。疲れていながらも少しの緊張感を抱きながら僕は家に帰って来た。
お昼ご飯が入っていた弁当箱と麦茶が入っていたボトルに水を浸して、僕は二階の自室へ戻った。
床には昨日使った教科書。ベットの上には洗濯が終わった洋服。机にはもうなにがなんだか分からなくなっているプリント。
外出から戻ってくるたびにひどいとは思う荒れ具合の部屋だけれど。「片付け」の三文字は今日も僕の予定の外だ。
じゃあ何をするのか。取り敢えずネットサーフィンだ。
学校用のリュックサックのなかからスマホを引き抜いてツイッターを開く。
【帰宅―
今日一限で爆睡して後ろの席の子に授業終わってから起こされたwww
仲悪くないけど良くないみたいな子だったから申し訳ないというかなんというかね。これ からはとりあえず起きてようと思う】
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