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浮かれながら廊下を歩く私
「ハノンっ!!待って~!!」と親友の七海が後ろから走ってくる
『ふぇ??・・・どうしたの??』と振り返ると
親友が息を切らして
「はぁ・・・はぁ・・。クリ・・ス・・・マス。」
『うん?クリスマス??・・何かあったの??』
「ほらっ!やっぱり話聞いてなかったでしょ」と呆れてため息をついている七海
『???』
「かなり変な顔になってるよ」と笑う七海
『あぇ・・・。あっ!ごめん!!あれ私もなの??』と聞き返してしまったハノン
「当たり前でしょっ!何言ってるの・・・w」と爆笑する七海
『あっ・・・。』
「あれ~・・・もしかして」とニヤッと微笑む七海
『あっ・・えっと・・実は、彼氏ができて』とモジモジしだすハノン
「だよね!やっぱり!!同じクラス??」
『違うよ。音楽科なの・・・。』と顔を赤くして応えるハノン
その反応を見て
「えっ??もしかして・・・。松永君??」
そう彼は高校の中でとっても有名人なのだ
そもそもなぜ
私の彼氏が有名人だと言うと・・・
ただ単に
音楽科は女の子が多い
だから、男の子はなかなかいない
そして
彼はドラムを叩ける
このあいだの文化祭で何人ファンができたか
だから
彼は有名なのだ!
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