源三郎江戸日記1

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涙を拭き、もう泣きませぬ精進落としに町にでましょうと言うので、籠を呼び深川に行き料理屋にはいると、女将が今回はご愁傷様でしたと言うので、お峰がありがとう御座い、 ます、 湿っぽいのが嫌いな父でしたので、今日は賑やかに送ってやりましょうと言って、お勝つさん達と、若狭屋、玄海屋、新之助殿達を呼んでくださいと言うと、女将がハイと返事した、 のです、みんなが集まったので、それではと杯を重ねて飲んで騒いで野辺の送りとしたのです、・・・・・・・・・源三郎江戸日弟1章完、 元禄16年2月4日討ち入った赤穂浪士は全員切腹となり泉岳寺に葬られ、源三郎の前には大きな幕閣の権力者が立ちはだかり、熾烈な戦いが始まったのです、源三郎江戸日記弟2章を、 ご期待ください、
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