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源三郎江戸日記1
時は元禄、この時代は5代将軍綱吉の時代であり、関が原は遠い昔の事となり徳川幕府の治世は磐石となったが、武力による働き場所のなくなった武士のモラルは最低に経っしていたの、
である、綱吉は花鳥風月、儒教を好み、藩が鷹狩りなどを行えば、幕府に反乱でも起こすつもりかと不機嫌になる始末であったのです、その為各藩主もこぞって花鳥風月を好むことに、
なり、
参勤交代の出費もかさなりどの藩も財政は傾きはじめたのですが、元禄の文化が盛んになり多くの芸術が花開いたのです、この時代までに多くの藩が取り潰しにあい巷には浪人が溢れ、
ていたので、浪浪になった侍は京、大阪、江戸等の大きな町に流れ込み、これも世情不不安の原因にもなっていたのです、村上源三郎は日向高鍋の秋月藩3万石の藩士であり、父親は、
江戸留守居役で200石取りである、
源三郎は次男で上に兄の源一郎がおり藩主である秋月政種の近習として殿の傍に仕えていたのです、源三郎は兄になにかあった時の予備であり部屋住みの無役であった、父親が江戸詰、
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