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空風
どこ?からか・・・
朝もやに 連れられ 、
私の窓辺に、小鳥が訪れる
甲高く ピロロロ・・・と、
鳴き声を聞かせてくれる。
たまに、二羽連なり 鳴き歌う。
一瞬の出来事、
その歌声を聞けたらいい日だと、
思えるから、不思議。
冬の空に、
考えを張り巡らす 。
私・・
広く長く、淡々と。
空に浮かんだ。私の考えは、白い雲と
あわさり、青い空に、染み込み出した。
永遠の、物語や詩を、声に出せない気持ちを、
やがて、一着の羽織ものに
着るくらいの、言葉の糸を、紡ぎたい。
いつか、私の身に纏いたい。
声を詩に蛙。
歌い鳴きます。空風にのせて・・・
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