優しい時間

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『いろいろ話してみないと わからない事もあるんだね~。』 なんて話しながら ゆっくり歩いていたら急に優ちゃんが 『里桜ちゃん、肉まんとあんまんとカレーまん 何が1番好き?あっ、ピザまんは俺があんまり好きじゃないから、却下ね?ははっ』 『えっ?急だね? う~ん、やっぱり肉まんかな? あ、でも無性にあんまん食べたい日もある!』 『んじゃ、今は?どっちが食べたい気分?』 『今?勉強して頭使ったから、 あんまんかな~、糖分補給的な?ふふっ』 優ちゃんの顔を見ると一瞬考えて 『よし!あんまん買って半分個しよ?』 『ホント?わ~い、嬉しい!食べたい!』 『ははっ、んじゃ買って来るから待ってて?』 とにっこり笑って 1回頭をポンと触って行った。 今は雪が止んで地面の白い雪の色が 反射していてほんのり明るい… 私はこの感じがとても好きだったーー。
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