3270人が本棚に入れています
本棚に追加
誕生日も無事?に過ぎ…
ついにバレンタインデー。
生チョコはとっても可愛くできた!
ホワイトチョコとスィートチョコを互い違いに
いれて、チェックの柄になるようにしてラッピング。
あと、カズくんとユミにも
感謝の気持ちで少しだけ用意した。
ユミとカズくんにはこっそり朝に渡す。
ユミは喜んでまたギュッて、カズくんは大げさに喜んでいたけど、優ちゃんには内緒にしてってお願いした。
優ちゃんには帰りに渡す予定…
バレンタインに手作りチョコをあげるなんて
初めてだから、1日中ドキドキしてた。
.。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。.
ーーーお昼休み。
いつもはカズくんと優ちゃんが来るのに
今日は来ないな…
ユミとトイレに行こうとした時、階段のかげから優ちゃんと知らない女の子が急に現れて、鉢合わせしてしまった。
優ちゃんは手に小さな紙袋を持っていて…
《あっ、そっか… 告白されたのかな?》
私はびっくりして
思わず目を逸らして通りすぎた。
『おお!さすがイケメンくん!
里桜の言う通りいっぱいもらってそうだね?』
とユミは明るく言っていた。
そうだ、わかっていたこと…
最初のコメントを投稿しよう!