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昨日はいい感じに話が出来たな~。
すごい楽しかった…
少しだけど笑った顔も見れたし
『優~!昨日どうだった?』
『いや~、もう最高にいい感じだった!』
『良かったな!!
でも、昨日カンナめっちゃお前の事探してたぞ?
俺、優はなんか用事あるみたいで帰ったって言ってやっと諦めたからな。』
『あ~、カンナね?
俺、この前別れようって言ったんだけど… 』
『はっ!?んで?』
『嫌だって…、納得できないって…
泣かれてさ。うやむやにされたって感じ?』
『それ、ヤバいやつじゃね?
里桜の事、感づかれる前にちゃんときっぱり
別れないと…プライド高いから里桜になんかやりかねないぞ?』
『わかってるよ。それよりさ、昨日保育園で一緒に遊んだゲームの話したんだけどさぁ、寝てる犬がいきなり起きるやつわかる?』
『ああ、わかるよ。
あれ、意外にびびるよな!』
『その話した時……、里桜ちゃんがさ
〝ガオッ〟って手まで付けてやってさ!
可愛すぎて、俺一瞬言葉失って…
思わず、抱きしめちゃうとこだったわ。
俺、どうしちゃったんだろ…?』
カズは笑いながら
呆れたような顔をして自分の席に戻ったー。
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