想い…

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学校帰り... 偶然浅井くんに会って なぜか保育園の頃に遊んだゲームの話になって、同じゲームで遊んだ話をした…。 浅井… 優くん… 優ちゃん……? 苗字が違うもんね。 何考えてんだろ、ゆうちゃんなわけ無いし。 ゆうちゃんだったらすぐにわかるよね? でも、10年も経ってるから お互いに気付かないかもな……。 なんか、悲しくなってきちゃった。 『里桜~!どうしたの?難しい顔して』 『どうもしないよ? 子供の頃のこと思い出してたの。』 『子供?』 『うん。浅井くんと話す機会があってね... 』 『へぇ~、あっ! 噂をすれば!カズ~、おーい!』 ユミは廊下の向こうから歩いてきた カズくんと浅井くんに手を振っている。 『ユミ、いつの間にカズくんのこと 呼び捨てになったの~?』 笑いながら聞くと 『学年委員で一緒になってね 里桜の話で盛り上がって、仲良くなった!』 《 私の話で盛り上がることあるかな~? 》 『よぉ!何してんの?』 『里桜が子供の頃のこと思い出してたって 浅井くんと話したからだって。』 浅井くんの方をチラッとみたら 小さくガッツポーズをしていたーー。
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