わざわざ

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彼女 「あのさ、こういう話もうやめない?」 俺 「俺の言っていることをしっかり聞いてくれ」 彼女 「しっかり聞いてるわよ」 俺 「聞いてるなら率直に言う......お前、俺が貯めてたお金無断で使っただろ!」 彼女 「でも逆にあなたはあたしに何も言わずに貯めたんじゃないの?」 俺 「質問を質問で返さないでくれ。てか、何でお前に言う必要があるんだよ」 彼女 「そりゃあお金的に厳しいからよ」 俺 「お金は......今困っていないだろ! 俺はしっかり家の家計簿を見て考えて貯金したんだ」 彼女 「そ、それはあたしの実家が事情があって渡してって......」 俺 「・・・・・・もういいよ。俺は帰る」 彼女 「え?あっ、ちょ」 彼女 「ぜ、絶対ここに戻ってきてよ!」 俺 「・・・・・・」  そう話を交えて、俺は実家に戻っていった  そして一週間の日が経ったある時...... 彼女 「はぁ、今日も来ないか...」 彼女 「外に散歩でもしてみようかな」  しばらく歩いて......  近くの病院が見えてきた 彼女「・・・・・・あれ?あ、あれって彼!?」 彼女「で、でもすごく泣いてるみたい」  っとそこに彼のお母さんが色んな人に囲まれながら何かの箱に入ってて運ばれてる姿が 彼女 「も、もしかして......」 俺 「あぁぁぁぁ! 母さん!! 起きてくれ!!」 彼女「・・・・・・」  私の目から何粒もの涙が出てきた  
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