第2章 伊集院 京介

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第2章 伊集院 京介

篠田は刑事と言う職業に誇りを持てなくなっていた。 「もう辞めたい」 「この組織には正義など無いのだ」 上司の松木に辞表を提出した。 松木は「とりあえず預かっておく」 と言い机の中にしまった。 でもその決意は揺るがない。 「松木さん、正義を貫き通せないなら、刑事なんて 続けても意味が無い。警察は僕が小さい頃から正義の味方でヒーローでした。実際は金と権力で悪が善に変わる。 綺麗事と言われようと、僕は正義を貫き倒したいんです。」 松木は「俺もお前と同じ気持ちだ、正義を貫き通したいなら、今夜俺と一緒に来い」 「合わせたい人がいる」
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