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君の命は更に繋がれた。 おめでとう、おめでとう、ありがとう。 そう言って涙を浮かべた君を見て、相変わらずよく泣くなと涙を拭った。 弱々しく光を失いかけた君からは想像出来ない程、力強く君の命は光輝いていた。 僕は、君の側に居られて幸せ者だ。 ありがとう。 心からそう思う。 だから、ずっと、僕の側に居て欲しい…。 強欲になっていく自分が初めて、怖く感じた。
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